宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/19 09:03 更新 太陽風速度は320km/秒に下がり、低速で穏やかです。明日くらいから、弱い速度上昇が見られそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は320km/秒へ更に下がり、低速風の傾向が強まっています。 磁場強度も2nTと弱まった状態が続きました。 このため、磁気圏はとても静穏です。 AE指数にはほとんど変化が見られません。 シベリア磁場データも、完全に平坦になっています。 ACEの磁場データは、最後のところで6nTに強まっています。 これから太陽風に変化が見られると予想されますが、 到来にはまだ早いのではないかと思います。 27日周期の図で前周期の変化を見ると、 太陽風速度の変動は2月22-24日にやって来ました。 速度は500km/秒弱までしか上がっておらず、規模の小さな乱れでした。 一方、この頃の磁場変化を見ると、 速度よりも早く、2月20日頃から小さな強まりを見せています。 現在見えている太陽風磁場の変化は、この強まりに対応するのかもしれません。 速度の上昇は、明日、20日か21日頃になるのではないかと思います。 前周期と一致することになるのかどうか、今後のACEのデータに注目して下さい。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。19日8時(世界時18日23時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。19日7時半(世界時18日22時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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