宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/12 07:23 更新 300km/秒台前半の低速太陽風が続いています。明日から高速風が始まりそうです。 担当 篠原 低速の太陽風が続いています。 速度は更に下がって、310km/秒になっています。 磁場強度も、2〜4nTで安定しています。 ACEの図の後半から、磁場の南北成分が南側に偏るようになり、 -4nTの南向きになっています。 磁場強度が4nTなので、ほぼいっぱいに南を向いていることになります。 この影響で、小規模の磁気圏活動が発生しています。 AE指数で、200nTほどの変化が起きています。 南向きが続く間、磁気圏は活動的になります。 ただし、太陽風の速度が低いので、小さな変化に留まるでしょう。 現在の低速太陽風は、今日いっぱい続きそうです。 明日くらいから、高速太陽風がやって来ると予想されます。 変化は、磁場強度が強まることから始まるでしょう。 27日周期の図の、2月14日の変化を参考にして下さい。 磁場が強まって、大きく南を向くと、磁気圏活動が一気に強められます。 前周期も比較的活発なオーロラ活動が見られました。 高速風は、3日ほど続くでしょう。 放射線帯の増加にも注意して下さい。 太陽は無黒点が続いています。 たいへん穏やかです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。12日7時(世界時11日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。11日22時(世界時11日13時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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