宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/10 08:44 更新 太陽風は低速に戻り、磁気圏も静穏です。コロナホールが太陽の中心にやって来ました。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと低下を続け、 9日21時(世界時9日12時)には、360km/秒まで下がりました。 以降は、この低速状態が続いています。 磁気圏活動も静穏になっています。 AE指数では、ほとんど変化が起きていません。 SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、 薄暗いコロナホールの先頭(右端)が、太陽の中心に達しています。 ちょうど今、高速の太陽風が地球へ向かって飛び出しているのです。 コロナホールによる高速太陽風は、だいたい3日ほどかかって地球までやって来ます。 ですので、今日から3日後の3月13日頃に、 高速太陽風の最初の変化がやってくるのではないかと予想できます。 前周期は、最高速度は600km/秒で、高速状態は2日半ほど続きました。 今回のコロナホールも、同程度の変動をもたらすのではないでしょうか。 高速風の到来までの3日間は、 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかだと思われます。 太陽は無黒点が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。10日7時半(世界時9日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。10日7時半(世界時9日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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