宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/ 5 07:57 更新 太陽風磁場が南寄りになり、小規模のオーロラ活動が続いています。太陽風は次第に低速風に変わるでしょう。 担当 篠原 太陽風の変化は、次第に落ち着いています。 10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、ゆっくりと下がり、 5nTと平均的な強さに戻りました。 一方、速度は、370km/秒前後とやや遅い速度で安定しています。 興味深いのは、磁場の南北成分が、 昨日のニュース以降反転して、南寄り(マイナス側)に切り替わったことです。 -2〜-4nTくらいの南向き磁場が、ずっと続いています。 この影響で、磁気圏活動も弱いながら連続する様になりました。 AE指数では、200〜300nTの小規模活動が、一日を通して発生しています。 今回の太陽風の乱れは、比較的短期間の変化だと思われます。 27日周期の図を見ると、太陽風磁場の変化は弱まり始めていることが分かりますし、 前周期のデータは、すでに落ち着いているタイミングです。 現在の変化が終わるとともに、再び低速の太陽風が続くことになります。 27日周期の図では、前周期の最後の2月14日に次の乱れが見えています。 ここまでの8日間ほど、穏やかな太陽風になるでしょう。 次の乱れの発生源のコロナホールは、 STEREO Behindの太陽コロナ写真で見ることができます。 SOHO EIT195では、太陽の東端(左側)にあるらしく、 もうしばらくすると、見えて来るでしょう。 太陽は無黒点が続いています。 2つのSTEREOの観測を含めても、活動的な領域は見られません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。5日7時(世界時4日22時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。5日6時(世界時4日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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