宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 3/ 6 12:49 更新 太陽風は、低速(360km/秒)で穏やかです。磁気圏活動もほとんど見られません。 担当 篠原 太陽風は、速度360km/秒前後の低速風が安定して続いています。 磁場強度は、4nTと通常の状態です。 太陽風磁場南北成分の南寄りの傾向は終わり、0nTを中心に上下に振れる様になっています。 このため、低速であることと重なって、磁気圏活動はとても静かになっています。 AE指数には、目立った変化は見られません。 穏やかな太陽風は、1週間くらい続きそうです。 次の擾乱は、前周期の2月14日に来た高速風の回帰です。 3月13日頃になるでしょう。 発生原因のコロナホールが、STEREO Behindで見えています。 今日はSOHOに加えて、こちらの写真を掲載します。 太陽の中心に三角形に暗く見えているのがコロナホールです。 ここは、太陽の磁場が外側へ向かって大きく広がっている場所です。 高速のコロナガスが磁力線に沿って噴き出している場所で、 この部分が地球の方向を向くと、3日後くらいに速度の高い太陽風がやってきます。 今日掲載しているSTEREO Behindは、衛星の位置の関係で、 地球よりも3日半程度先の太陽を見ています。 今、こちらで太陽の中心に見えるので、地球ではこの3日半後に太陽の中心になり、 高速風は、更にその3日後と予想できます。 太陽は無黒点です。 静穏な状態が続いています。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。6日8時半(世界時5日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) STEREO behind衛星による太陽コロナ写真。地球よりも、3日ほど先の太陽です。6日11時(世界時6日2時)。 (c) NASA SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。6日10時(世界時6日1時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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