宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2008/12/27 08:15 更新 太陽風の速度は引き続き低下し、低速風に変わりつつあります。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度はゆっくりと下がり、400km/秒を割って、380km/秒になりました。 次第に低速風になりつつあります。 磁場強度も3nTと弱めで、穏やかな太陽風です。 磁気圏活動もとても穏やかです。 AE指数には、ほとんど変化がありません。 この静かな状態は、これから3-4日続くと思われます。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中心線に到達しています。 コロナホールは、太陽の中央付近で、丸くまとまった形をしています。 ちょうど年末から年始にかけて、高速風を地球にもたらしそうです。 SOHO EIT195では、太陽の東端から明るい領域が上がりつつあります。 可視光写真では、今のところ、黒点は見えません。 まだ、端近くですし、もう少し様子を見ましょう。 STEREO bihindの写真によると、明るい領域はもうひとつ上がって来ます。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。27日2時半(世界時26日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|