宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (22:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/20 --- ---
12/19 --- ---
12/18 --- ---

黒点 12/20 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
22:09 327 -2.7
-2 h 330 +0.1
-4 h 332 +0.3
-6 h 322 -3.4
-8 h 301 +0.3
-10 h 304 +1.6
-12 h 312 +2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
21:59 -10 6/ 5
-2 h -10 10/ 3
-4 h -12 12/ 4
-6 h -11 9/ 5
-8 h -10 3/ 4
-10 h -12 7/ 9
-12 h -14 -/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
12/20 0.6 8x10^1
12/19 0.5 1x10^2
12/18 0.7 1x10^2
12/17 0.6 4x10^2
12/16 0.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/12/13 13:50 太陽風の速度は上がっています(460km/秒)。1009黒点群は西に没しました。
2008/12/14 11:29 太陽風は通常の速度に戻り、磁気圏はたいへん静穏です。
2008/12/15 12:43 太陽風の速度は340km/秒に下がり、低速風に戻っています。1週間ほど静穏かもしれません。
2008/12/16 13:05 低速の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏もとても静かです。
2008/12/17 22:53 太陽風に磁場のかたまりが飛んで来ています。磁気圏活動が一時的に発生しそうです。
最新のニュース

2008/12/20 22:14 更新
低速の太陽風が続いています。コロナホールが太陽の中心に来ています。高速風は22日頃でしょう。

担当 篠原

3日ぶりの更新となります。

穏やかな宇宙天気が続いています。
太陽風は、300km/秒台前半と低速で、
磁場強度も4nT前後と普通の強さです。

ただ、南北成分が南寄りになったりして、
小規模のオーロラ活動が発生しています。
AE指数は、図の前半と後半に小さな変化が発生しています。

太陽風は、もうしばらく穏やかな状態が続くと思われます。
27日周期の図では、次の高速風の到来は、22日頃と思われます。

発生源のコロナホールが、SOHO EIT195の太陽の中心に見えています。

太陽も無黒点で、静穏な状態が続いています。


今は、エジプト南部のアスワンにいます。
アスワンハイダムのすぐ近くで、
ダムにある記念碑を遠くに見ながら作業をしています。
時間があまりなく、今日は簡単な更新です。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。20日19時(世界時20日10時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。