宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/12/24 07:05 更新 高速太陽風が始まり、速度が500km/秒台に上昇しています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 エジプトのアスワンを出て帰国の途中、ドバイからの更新です。 高速風が、1日ほど遅れて始まりました、 23日15時(世界時23日6時)頃から、 太陽風の速度は400km/秒から500km/秒台に上昇しています。 27日周期の図を見ると、磁場強度の強まりは前周期よりも半日ほど遅れ、 もう少し遅れて速度の変化が始まっています。 前周期は、600km/秒台に上がった高速風でしたが、 今のところ、500km/秒台に留まっています。 高速風としての規模が小さくなっているのかもしれません。 太陽風の変化にともなって、オーロラ活動も高まっています。 しかし、その規模は300〜500nTと小規模で、 速度と同様、強い変化にはなっていません。 高速風は、今日から明日にかけて続くと思われます。 コロナホールは、太陽の西端に近づき、次第に見にくくなっています(SOHO EIT195)。 また、東端に目を向けると、次のコロナホールが姿を現している様です。 放射線帯高エネルギー電子は、低いままで、 今のところ増加の様子は見られません。 太陽は無黒点で、活動は静穏です。 乗り換えの時間がないので、簡単な報告です。 25日以降は、通常の更新ペースに戻ります。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。24日2時半(世界時23日17時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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