宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/26 09:43 更新 太陽風の速度は290km/秒へ下がり、かなり低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、290km/秒まで下がり、かなり低速の状態で安定しています。 磁場強度も2nTに弱まったままです。 このため、磁気圏もとても静穏です。 AE指数はほとんど変化していません。 穏やかな状態は、まだ10日以上続きそうです。 次の高速風の到来は、9月5日頃と予想しています。 掲載している27日周期の図には、その高速風の姿はまだ見えていません。 SOHO EIT195の太陽写真は、コロナが一様に光っているだけで、 コロナホールはありません。 一方、地球より2日半ほど先を見ているSTEREO Behindでは、 コロナホールの影が見えて来ました。 今日の1枚目の写真です。 東の端(左端)に、薄暗くなっている領域が見えます。 ここが次にやってくるコロナホールだと思われます。 もう2,3日すると、様子がよく見える様になるでしょう。 太陽は、今日も無黒点のままで、とても穏やかです。 昨日紹介した磁場の領域はまだ残っていますが、黒点にはなっていません。 放射線帯高エネルギー電子は、ゆっくりと減少しています。 1000のレベルに近づいていて、低い状態に戻りつつあります。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。26日9時(世界時26日0時)。 (c) NASA SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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