宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/25 09:00 更新 太陽風の速度は300km/秒に下がり、低速で穏やかです。穏やかな状態は当分続きます。 担当 篠原 SOHOの磁場写真が更新され、一時的に黒点が発生したらしい、 太陽の中央付近の活動領域の様子が見られるようになりました。 SOHO EIT195で、中心から東寄り(左寄り)に明るく光って見える部分です。 磁場写真を見ると、磁場の分布は、[白黒]となっています。 これは、第24活動周期の順番です。 この活動領域は、北緯15度ほどの所に現れています。 昨年12月に24期の領域が初めて現れたのは、 北緯30度くらいでした(新しい太陽周期の始まりか?)。 この時、すぐ下の北緯15度付近には、23期の極性の活動領域がありました。 それから8ヶ月ほどを経て、24期の領域はこの緯度まで広がって来ました。 黒点はなかなか増えませんが、太陽の様子は少しずつ変わっている様です。 低速の太陽風が続いています。 速度は更に下がり、300km/秒まで下がっています。 磁気圏の活動度も低く、AE指数にはほとんど変化がありません。 SOHO EIT195では、まだ次のコロナホールの姿は見えません。 穏やかな状態は、10日以上続くでしょう。 次の乱れは、9月5日頃と予想しています。 太陽は無黒点のままで、静穏です。 放射線帯高エネルギー電子は、ゆっくりと下がり続けています。 そろそろ1000くらいまで下がりそうです。 SOHOによる、太陽面の磁場分布。中央東寄り(左寄り)に、[白黒]と並んだ領域が見えます。第24期の順番です。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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