宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/22 11:53 更新 太陽風の速度は低下して、高速風は終わりつつあります(450km/秒)。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと下がり、 現在、450km/秒になっています。 高速太陽風は終わりつつあります。 太陽風の磁場強度も、3nT前後に弱まったままで、穏やかです。 南北成分はさらに小さく、+1〜-1nTの範囲で変化してる程度です。 このため、磁気圏もとても静穏で、 AEの図を見ると、まだ速度が高めだった前半に小規模の変化があるだけで、 特に後半は、全く静かです。 高速の太陽風はここで一旦終わりを迎え、穏やかな風に変わるでしょう。 といっても、27日周期の図を参考にすると、静かなのは2日程度で、 明後日、24日からは次の高速風が始まるかもしれません。 前周期の、5月28日以降の乱れの回帰です。 今日の太陽コロナは、STEREO Behindの写真を掲載しています。 この衛星では、地球よりも2日ほど先の太陽を見ています。 コロナホールが、太陽の中心から南東(左下)にかけて細長く伸びています。 先頭(右端)が地球の影響開始位置に達するのは、もう1日ほどかかりそうですが、 前周期は、このくらいのタイミングで高速風が始まりました。 今回がどうなるか、明後日の太陽風に注意してみてください。 放射線帯の高エネルギー電子は、1000のレベルで安定しています。 高速風が終わるので、この後に増加することはないでしょう。 999黒点群は、太陽の中心に小さく1つだけ見えています。 太陽はとても静穏です。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。22日7時(世界時21日22時)。地球より、2日ほど先の太陽を見ています。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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