宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/23 09:13 更新 太陽風は通常の状態に戻りました。磁気圏もとても穏やかです。明日以降、高速風の回帰が予想されます。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、もう一段下がって、420km/秒と通常の速度に戻っています。 磁場強度(白線)も3nTと弱まったままで、穏やかな太陽風です。 磁気圏活動も、AE指数には全く変化が見られず、とても静かです。 太陽風の速度が下がって来たこともありますが、 磁場強度が弱く、南北成分(赤線)が0nT付近にとどまっている影響が大きいでしょう。 27日周期の図を見てください。 明日、24日の午前中にかけて(図は世界時なので、24日0時にかけて)、 このまま穏やかな太陽風が続くと予想されます。 その後、高速太陽風の回帰が見られるかもしれません。 SOHO EIT195の太陽写真では、 淡いコロナホールの影が、ちょうど太陽の中心に来ています。 昨日も書きましたが、このコロナホールの位置では、高速風の到来は26日になりそうです。 この写真の北半球側(上側)を見ると、コロナホールの細い筋が見えている様です。 明日から高速風が始まるとすると、 この領域の影響も含めた高速風となっているのかもしれません。 明日以降どうなるでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、1000のレベルで安定しています。 太陽は、999黒点群がかなり淡くなっています。 掲載の写真ではほとんど見えず、SOHOのページに行くと、微かな影が見えています。 このまま消えて行くでしょう。 太陽は、無黒点となりそうです。 フレア活動はなく、とても穏やかです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。23日8時半(世界時22日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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