宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/21 10:23 更新 太陽風の速度はやや下がり、500km/秒を割っています。明日から次の高速風が来そうです。 担当 篠原 ここしばらく、SOHO衛星のLASCO C3カメラで水星の姿がずっと見えていましたが、 やがて東の端に消えて行きそうです。 こちらで動画を見ることができます(この記事の後、数日くらいまでです)。 地上で見ると、水星が明け方の空から、夕方の空へ移動しているところです。 来月には、このカメラで金星やプレアデス星団を見ることができるでしょう。 太陽風は少しずつ速度を下げている様です。 今朝までは500km/秒台を保っていましたが、現在は480km/秒に下がっています。 磁場強度は4nTをやや切るくらいで、南北成分はたいていは北向きになっています。 ACEの図のまん中で、-2nTくらいの弱い南向きが5時間ほど続いた時間帯があります。 そこで400nTくらいの小規模の磁気圏活動が起こっています。 その他は磁気圏はとても静穏でした。 今日1日、太陽風は穏やかに過ぎて、明日くらいから次の乱れがやって来るでしょう。 27日前の前周期は、高速風は4日半ほど続き、最高速度は700km/秒くらいでした。 太陽では、昨日とても小さな991黒点群が出現していました。 昨日の記事を書いていた時点で、見落としていたようです。 SOHOの写真では、半日ほどしか見えていませんでした。 現在は消えている様で、掲載の写真には番号だけが残っています。 SOHO LASCO C3カメラの視野を水星が通過中です。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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