宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/18 --- ---
4/17 --- ---
4/16 --- ---

黒点  4/18 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:04 538 +3.8
-2 h 513 +0.6
-4 h 500 +2.3
-6 h 509 +1.0
-8 h 508 +1.5
-10 h 516 +0.5
-12 h 528 +2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -12 -21/ 6
-2 h -10 -16/ 3
-4 h -11 -17/ 2
-6 h -12 -15/ 10
-8 h -15 -15/ 9
-10 h -10 -12/ 7
-12 h -12 -14/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
4/18 0.5 6x10^2
4/17 0.6 1x10^3
4/16 0.5 1x10^4
4/15 0.6 9x10^3
4/14 0.7 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 4/13 12:33 560km/秒の高速太陽風が続いています。北半球に新しい周期の磁場領域が現れています。
2008/ 4/14 10:23 太陽風は、一時600km/秒台を回復し、現在も560km/秒です。2個めの24活動周期の黒点が北半球に現れました。
2008/ 4/15 15:06 太陽風の速度は400km/秒に下がり、穏やかな太陽風になりました。磁気圏もたいへん静かです。
2008/ 4/16 10:23 太陽風は低速になり、磁気圏はたいへん静かです。放射線帯が大きく減少しています。
2008/ 4/17 10:06 太陽風の速度が上昇し、600km/秒の高速風がやってきました。
最新のニュース

2008/ 4/18 10:06 更新
500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。

担当 篠原

500km/秒台の高速太陽風が続いています。
昨日の600km/秒が最高だった様で、
その後はゆっくりと下がって500km/秒近くになっています。

しかし、ACEの最新データを見ると、また少し速度が上がったりしており、
そう簡単には下がって行かないのかもしれません。


磁場強度は4nT前後で、普通の状態です。
磁場の南北成分は、0nT付近か、北向きの時間が長くなっています。
そのため、磁気圏は高速風の影響をそれほど受けていません。
AE指数では、500nTにやっと届くくらいの小規模の活動が2つ見えているだけです。
太陽風磁場の傾向がこのままであれば、
磁気圏の状態もこのくらいで安定しているでしょう。


SOHO EIT195の太陽写真(小さい方の写真です)では、
太陽の中心やや東側に、淡いコロナホールが横に細長く見えています。
そして、そこから更に東の端に近づくと、
縦に長く伸びたコロナホールがあるようです。

27日周期の図によると、4日後の22日くらいから次の高速風がやってきます。
それは、これらの領域からの影響です。

STEREO衛星を使って、コロナホールを先回りして見てみましょう。
今日1枚めに掲載している写真は、STEREO Behindによる太陽コロナ写真です。
地球よりも、1日半ほど先回りして太陽を見ています。
横に伸びたコロナホールは既に太陽の中心にあり、
縦に長いコロナホールは、東の中間に来ています。
こちらはかなり大きくて、濃く見えています。

SOHOの前周期の写真と比較すると、2つのコロナホールの中間部が弱くなり、
左側のコロナホールは縦方向に成長している様に見えます。
そうすると、高速風は到来のタイミングが少し遅れたり、
後半に強まったりするかもしれません。
明日以降のSOHOの写真で、コロナホールはどのように見えるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、低いレベルに留まっています。
今回程度の磁気圏の乱れだと、大きく増加することはないでしょう。

太陽は無黒点で、たいへん穏やかです。



STEREO衛星極紫外線望遠鏡EUVI195による太陽コロナ。18日9時半(世界時18日0時半)。1日半ほど先回りしています。
(c) NASA


SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

4/18 00:24 UT


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。