宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/19 11:43 更新 500km/秒台の高速太陽風が続いています。コロナホールが太陽の中心にさしかかっています。 担当 篠原 500km/秒台前半の高速太陽風が続いています。 ACEの図を見ると、初め550km/秒からゆっくりと500km/秒へ下がり、 最後にまた550km/秒を回復するという変化は、昨日とそっくりで、 更新されていないのかと思ってしまいます。 不安定な太陽風はまだ続きそうです。 高速風は続いていますが、磁気圏はかなり穏やかです。 AE指数では、目立った変化は見らません。 太陽風磁場の南北成分(赤線)が、0nTからやや北寄り(プラス側)になっているためでしょう。 太陽風磁場の傾向が変わらなければ、磁気圏活動もこのままでしょう。 SOHO EIT195の太陽風写真では、コロナホールが西(右)に進んでいます。 先頭の細いコロナホールは、太陽の中心にさしかかっています。 27日周期の図では、4月22日くらいから次の大きな高速風が回帰すると予想されます。 今日のSOHOの写真で、太陽の中心付近に見えているこの領域からの風の様です。 続いて、東側にかけてより大きなコロナホールがあります。 高速太陽風は、この幅程度に続くことになるでしょう。 さて、今日のSOHOの写真を昨日のSTEREOの写真と比較すると、 まだ昨日のSTEREOの方がコロナホールが進んで見えます。 STEREOが1日半くらい先の太陽を見ているという感覚を、 こういった比較でつかんでおくとよいでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、低いレベルのままです。 22日以降の高速風が来るまでは、このままになりそうです。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO EIT195の東端(左端)が明るくなっています。 ここが上がって来た時に、黒点が見えているでしょうか。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像。19日11時半(世界時19日2時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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