宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/20 10:30 更新 500km/秒台の高速太陽風が続いています。高速風は3日半続いています。 担当 篠原 520km/秒前後の高速状態で太陽風は安定しています。 16日に速度が上がってから、高速風は3日半続いています。 1週間の幅で太陽風をを見ると、1日毎に速度が下がりかけて、また上がってと、 波打つ様な変化をしています。 この状態はどこまで続くでしょうか。 磁気圏の活動は、概ね静穏です。 太陽風磁場は引き続き北寄りの傾向を示しています。 このため、速度は上がっていますが、地球への影響は小さいのです。 シベリアの磁場データも、3日間にわたって、ほとんど平坦になっています。 27日周期の図で前周期のセクターのグラフを見ると、 そろそろセクターの切り替わりがやってきそうです。 その頃に太陽風の様子に何か変化が見られるでしょうか。 現在の高速風の行方とともに、注目しています。 そして、22日くらいから次の高速風がやってきます。 SOHO EIT195では、太陽の中心に小さなコロナホールと、 東側に大きく広がったコロナホールが見えています。 太陽は無黒点のままです。 SOHO TIT195の写真では、太陽の東側に明るい領域がいくつか見えています。 太陽のこちら側に回って来ている2つの領域は、 前周期に987、988黒点群として見えていたものです。 既に、黒点はなくなっています。 一方、太陽の向こう側に明るく見えている領域は、 前周期に989黒点群があったところです。 やがてこちら側に回って来たとき、この領域はどうなっているでしょうか。 ACE衛星による1週間の太陽風データ。後半の3日半ほど、高速太陽風が続いている。 (c) NOAA/SWPC SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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