宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 3/23 10:04 更新 たいへん低速の太陽風になっています(250〜260km/秒)。明日くらいから、高速の太陽風が来るでしょう。 担当 篠原 たいへん低速の太陽風が続いています。 昨夜より、速度は250〜260km/秒にまで低下しています。 かなり下がった状態と言えます。 以前のニュースで、小規模のコロナホールの影響が見られるかもしれないと書きましたが、 それに相当する変化は、結局見られませんでした。 規模が小さすぎた様です。 太陽風磁場はやや回復して、4nTに上がっています。 南北成分が南寄りの傾向になっていて、 -2nTと振幅は小さいですが、比較的長時間南向きが続いています。 ただ、速度が下がりきっているために、磁気圏への影響は小さなものです。 AE指数には、小さな変化が見えている程度です。 磁気圏活動は概ね静穏だったようです。 SOHO EIT284で、コロナホールが次第に西へ移動しています。 コロナホールの右端が、太陽の中心と、西の端の中間付近に来た頃が、 高速太陽風の始まりのタイミングになります。 この様子では、明日くらいに高速風が始まりそうです。 週末より、オーロラ活動が活発化しそうです。 今日いっぱいは穏やかなままでしょう。 太陽のフレア活動は穏やかです。 黒点は見られない状態が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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