宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2007/ 3/21 09:45 更新 太陽風はかなり低速になっています(310km/秒)。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は引き続き速度が下がり、310km/秒にまで落ちています。 かなり低速の状態です。 磁場強度も2〜4nTと弱めで、たいへん穏やかな太陽風になっています。 このため、オーロラ活動もたいへん穏やかです。 AE指数では、小さな変化がひとつ見えていますが、 その他は、全く変化していません。 太陽風は、今日はこのまま穏やかに推移すると思われます。 明日、小さなコロナホールの影響で、小規模の乱れが始まるかもしれません。 昨日のニュースで、SOHO EIT284の太陽写真で、 コロナホールがまだよく見えていないとお話ししましたが、 今日の写真では、はっきりと見えてきました。 斜めに細長く、黒い影が立派に伸びています。 昨日までは、手前のコロナの影になっていただけでした。 前々周期のコロナホールと比較すると、 北へ移動していて、分布がやや変化しています。 それでも、東西方向の広がりはほとんど同じですので、 以前と同様の高速太陽風がやってきそうです。 コロナホールは、右端が太陽の中心に達していますので、 これから3日後の、24日くらいに太陽風の乱れが始まりそうです。 太陽は無黒点のままです。 フレア活動は全く見られず、たいへん穏やかな太陽が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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