宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 9/28 12:33 更新 太陽風は通常の速度レベルにもどりました(400km/秒)。オーロラ活動も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は下がり続け、通常の速度に戻りました。 昨日のニュースでは460km/秒でしたが、 その後もゆっくり下がり続けて、現在は400km/秒になっています。 太陽風は、これから明後日くらいまで、このまま穏やかな状態が続くでしょう。 前周期は400km/秒のままでしたので、 今回もこれ以上は下がらないかもしれません。 太陽風の磁場は3nTとやや弱めです。 南北成分はほぼ0nTか、小さくですがやや北寄りに見えます。 速度が下がって、磁場の南向きもほとんど見られないので、 オーロラ活動はとても穏やかになっています。 AE指数のグラフを見ると、ほとんど変化が見られません。 SOHOのEIT284の太陽写真を見ると、南半球にコロナホールが2カ所見られます。 西側(右側)のコロナホールが、この後地球に影響を及ぼし始めます。 9月30日か10月1日くらいから、太陽風に変化が始まるでしょう。 コロナホールの位置が南側に寄っているためでしょう、 前周期の変化では、地球へ届いた高速風の規模はそれほど大きくありませんでした。 太陽は911黒点群の番号が書いてありますが、 今日の写真では黒点そのものは見つけることができません。 とても小さな黒点群の様です。 X線のグラフはレベルがかなり下がっていて、変化もほとんどありません。 太陽はとても穏やかな状態です。 放射線帯の高エネルギー電子は、警戒ライン(10の4乗の線)よりも下ですが、 やや高めの状態が続いています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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