宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 9/11 12:17 更新 太陽風速度がやや上昇傾向に転じ、磁場強度も強まりました。 担当 北村 先日から減少し続けた太陽風速度ですが、本日に入って減少が底を打ち やや上昇傾向に転じたように見えます。これに伴って、太陽風の磁場強度は 急激に強くなり、南北成分は現在10nT以上の南向きとなっています。 しかし、前周期と比較すると前周期では今頃のタイミングでは高速太陽風 は到来しておらず、今周期で急激にコロナホールの状況が変化した可能性が あります。GOES13の画像を見ると西の端(向かって右)にコロナホール らしき黒い領域が見えますので、これが原因かもしれません。 磁気圏は、AE指数がやや上昇しかけており、沖縄磁場変動を見ると やや磁場が減少してきており、磁気圏が少し荒れてきている兆しがありますが、 現状では磁気嵐のような大きな擾乱には発達していません。 今後、太陽風の磁場が南を向き続けるとさらに擾乱が強くなると思われるので、 太陽風の変化に注意が必要です。 太陽面の活動は、GOESのX線のグラフでは特に大きなフレアは発生していません。 静止軌道の高エネルギー電子のフラックスも減少してきています。 GOES13による太陽のX線画像 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (放射線帯電子版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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