宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 9/ 8 09:14 更新 太陽風の速度は下がって来ました(400km/秒)。太陽面には小さいながらも3つの黒点群が見えています。 担当 篠原 太陽面が、907, 908, 909と3つの黒点群でにぎわっています。 GOESのX線写真でも、どれも明るく写っています。 このうち、909黒点群で、B4くらいの小さなフレアが発生しました。 7日17時(世界時7日8時)頃です。 3つの黒点群は、規模も活動度もそれほどではありません。 基本的に太陽の活動は穏やかに推移するでしょう。 太陽風の速度は440km/秒から400km/秒へ下がって来ました。 磁場強度は5nT。 今日のACEの図の前半で、弱いながらも南向きの傾向が続いています。 そのため、500nT前後の中規模のオーロラ活動が2回ほど発生しています。 ACEの磁場南北成分のグラフを見ていると、最後の部分では0nTか、やや北寄りに変わっています。 南向き傾向の領域は終わったのかもしれません。 このまま北寄りに切り替わると、オーロラ活動はとても穏やかになってしまうでしょう。 もっとも、速度自体が低速状態に向かっていると思われますので、 オーロラを起こす可能性そのものが下がって来ています。 放射線帯の高エネルギー電子は、高い状態を保っています。 減少はゆっくりすすみます。 これから3日くらいは警戒ラインを保ちそうに見えます。 衛星の運用では注意が必要な状態が続きます。 GOES13衛星のX線カメラで撮影した太陽の様子。8日9時(世界時8日0時)。元の写真はやや左に傾いています。 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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