宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 9/ 9 20:07 更新 太陽風速度が減速しています。磁気圏は静穏です。 担当 北村 太陽風速度はさらに減速を続けており、現在350km/秒程度まで 下がってきています。 太陽風磁場の南北成分(赤い線)はゼロ付近で北向きと南向き と切り替わりながら変化していますが、強度は2nT程度で 非常に弱い状態です。 これによって磁気圏の活動も大変に静穏な状態となっています。 AE指数やシベリア磁場データを見ますと、まったくオーロラ活動が ない事が分かります。 太陽活動ですが、黒点群907,908,909の活動によって、 Bクラスの弱い太陽フレアが発生していますが、 特に地球に影響を与えるものではなく、 全般的に静穏な状態で推移しています。 高速太陽風の影響で、静止軌道の高エネルギー電子の量が 警戒レベルまで増加していましたが、本日に入って 徐々に減少してきました。今後はさらに減少するものと 思われます。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (放射線帯電子版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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