宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 8/ 6 13:06 更新 太陽風は低速で(360km/秒)、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点です。 担当 篠原 コロナホールの影響は始まっていません。 太陽風は速度360km/秒と、低速のまま推移しています。 磁場強度は3nTとやや弱く、南北成分も振幅は小さくなっています。 このため、磁気圏は静穏で、AE指数にはほとんど何の変化も観測されていません。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、コロナホールは太陽の西側(右側)にかなり移動しています。 太陽の中心と西端の中間あたりが、高速風が地球へ届き始める目安の位置になります。 この様子では、そろそろ太陽風に変化が現れても不思議ではありません。 ACE衛星の磁場強度のグラフをよく見ると、図の後半部で3nTから4nTを越える様な変化が見えています。 まだまだ小さい変化ですが、この増加がこの後も続くならば、高速風の前触れとなるでしょう。 増加が止まるのなら、高速風はもうしばらく後となるでしょう。 前周期は速度が500km/秒を越えた程度の、規模の小さな高速風領域でした。 磁気圏でも、大きな活動は発生してません。 太陽は、無黒点状態になっています。 X線の強度はとても弱く、GOESのX線の太陽写真(今日1枚目の写真)は全体が暗くなっていて、 太陽がかなり静穏であることを感じさせます。 GOES衛星のX線カメラで撮影した太陽の様子。6日13時 (世界時6日04時)。 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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