宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 8/ 5 09:10 更新 太陽風の速度は通常レベルに戻りました。磁気圏は静穏です。太陽は無黒点になっています。 担当 篠原 太陽風はどんどん速度(ACEの図の黄色線)を下げ、通常レベルにもどっています。 昨日、500km/秒を切りましたが、その後もゆっくりと下がり続けて、 400km/秒の通常の速度に戻ったところで安定しています。 磁場強度(白線)は3nTとやや弱い状態が続いていましたが、 5日1時(世界時4日16時)ころから強まり始め、5nTくらいに上がっています。 ただし、強さとしては普通のレベルです。 速度が低下したことと、磁場の南北成分(赤線)が0nTから北寄りに変化しているため、 太陽風から磁気圏へのエネルギーの流れ込みが小さく、磁気圏活動はとても静穏です。 AE指数は全く変化が見られません。 太陽風の磁場強度に変化が見られていますが、まだ、高速風の始まりには早いように思われます。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、太陽の南側(下側)、 中心線からやや西に進んだあたりに淡いコロナホールが見えています。 もう1〜2日ほど経つと地球への影響が始まる目安の位置に達しそうです。 前周期の変化を見ると、速度が本格的に上がるのはまだ3日ほど先になりそうなのですが、 これからどのような変化になるでしょうか。 前周期は500km/秒の高速風が2日ほど続いた程度の、弱い高速風領域でした。 太陽は無黒点状態になっています。 X線の強度も一段と低いレベルに下がっています。 引き続き穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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