宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 5/28 09:33 更新 太陽風は300km/秒ととても低速です。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は300km/秒とかなり低速の状態です。 磁場強度も2nTと弱まっています。 このため、磁気圏はとても静穏で、AE指数には全く変化がありません。 今後の展開としては、昨日のニュースで詳しく書きましたが、 26日に発生したCME(太陽ガスの放出現象)による太陽風の乱れが、 明日あたりに地球に到来する可能性があります。 また、太陽の北寄りに見えていた小規模のコロナホールの影響も、 明日くらいから見られるかもしれません。 SOHO衛星は軌道の関係で、EIT284などの写真が更新されなくなります。 (CCD BAKEOUTの写真が表示されます) 2週間程度続きますので、その間はコロナホールの様子が分かりにくくなります。 代役としてGOES衛星のX線写真を使うなどしています。 太陽写真には、黒点群の番号が4つ書いてあります。 写真では、886群の左下にもうひとつ小さな黒点が見えている様です。 X線グラフでは、Bクラスの小さなフレアが見えていますが、885黒点群で発生しています。 黒点群はいずれも小規模で、太陽は穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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