宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 3/15 12:40 更新 太陽風の磁場強度が強まっています。これから高速風帯に入る可能性があります。 担当 篠原 太陽風に変化が見えています。 昨夜、14日19時(世界時14日10時)ころから、磁場強度が5nTから8nTほどに上がり、 最新の部分では10nTに上がっています。 それに続いて、速度にも小幅ですが変化が発生し、 それまでの350km/秒から420km/秒に上がっています。 現在の期間というのは、27日前の前周期には600km/秒近い高速風が来ていました。 それが回帰しつつあるのかもしれません。 引き続き速度が上昇する可能性がありますので、しばらく変化に注目してください。 磁場強度が強まっていますが、南北成分は北寄りに推移しています。 このため、磁気圏は静穏な状態を保っています。 オーロラの活動度を示すAEには、小さな変化しか見えていません。 今後、太陽風の磁場が南寄りに傾向が変わった場合は、 磁場強度が強まっているので、オーロラ活動もある程度活発になるでしょう。 この場合、速度がどの様に変化しているかも鍵となります。 太陽の写真が更新されていませんが、 現在、858黒点群に加えて、西側に859群、東側に860群が新しく出現しました。 どちらも小規模の黒点群ですが、860群はBクラスのとても小さなフレア活動を数回起こしています。 GOESのX線データにその変化が記録されています。 基本的には太陽はとても静穏です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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