宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 3/13 13:20 更新 太陽風の速度は下がりました(400km/秒)。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 SOHOのLASCO C3カメラで、11日に発生したBクラスの小さなフレアに伴う CME(太陽ガスの放出現象)が観測されていました。 (フレアの変化は、今日の最後のX線の図で見ることができます) 太陽の西方向(右方向)にガスが飛び出して行く様子が撮影されています。 地球への影響はありません。 太陽風の速度は、ゆっくりと低下を続けています。 昨日の500km/秒から、現在は400km/秒へ下がりました。 通常のレベルの速度です。 太陽風の磁場強度も4nT前後で、普通の状態です。 太陽風磁場の南北成分は、ほとんど0nTか、弱い北向きになっており、磁気圏は静穏です。 AE指数の図を見ると、300nTくらいの小さな活動がひとつだけ観測されていますが、 ACEの磁場データでも、ここに相当する時間帯に-3nTくらいの小さな南向きが観測されていて、 一時的に磁気圏へ小規模のエネルギーの流れ込みがあったことが分かります。 太陽風は一旦穏やかになりましたが、27日周期を参考にすると、 明日くらいから再び高速風がやってくる可能性があります。 前回は、最高速が600km/秒。高速状態は2日間ほど続きました。 今回はどのようになるでしょうか。 速度が上昇を始める頃に太陽風磁場強度の強まりが発生して、 その時に南向きになると、磁気圏が活動的になります。 太陽のフレア活動はとても穏やかです。 写真はありませんが、小さな858黒点群が新しくできているそうです。 SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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