宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/ 2/ 8 12:11 更新 太陽風速度は遅く(320km/秒)、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点のままです。 担当 篠原 6日の一陣の乱れの後、太陽風はすっかり穏やかになっています。 速度は元々低速でしたが、現在も320km/秒と低速状態が続いています。 磁場強度は5nTで普通の強さ。 昨日のACEのグラフを見ると、弱い北向きから弱い南向きへの変化が見られています。 現在は-2nTくらいの弱い南向き磁場が続いていますが、速度がとても遅いため、 磁気圏への影響はかなり小規模に留まっています。 AE指数のグラフの後半(右側)に小さな変動が見えています。 SOHO EIT284の太陽写真の、中心やや上に小さなコロナホールが見えいてます。 このコロナホールは、前周期もほぼ同じ位置に、ほぼ同じ規模で見えていました。 太陽面の様子が似ているため、27日の周期で同じような太陽風の変化が見られると思います。 27日周期の図を参考にすると、これから3日くらいは穏やかな状態が続き、 11日頃に太陽風の速度の上昇が始まりそうです。 前周期は500km/秒前後のやや高速の状態が4日ほど続いています。 コロナホールとして見えている大きさよりも、長い時間続いていた様です。 また、前周期は、速度の上昇に伴ってオーロラ活動もある程度活発化していました。 今周期はどのように変化するでしょうか。 太陽はとても穏やかです。 相変わらず無黒点です。 X線のグラフは、これ以上なさそうなほどの静けさになっています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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