宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2005/12/29 12:36 太陽風の速度が一段と上がっています(750km/秒)。オーロラ活動も連続的に発生しています。
2005/12/30 13:34 高速の太陽風が続いています(650km/秒)。磁気圏活動はやや穏やかになっています。
2005/12/31 14:06 CMEが観測されています。1日の夕方以降影響があるかもしれません。太陽風の速度は低下を続けています(570km/秒)。
2006/ 1/ 1 10:37 太陽風の速度は450km/秒まで下がっています。今日の夕方以降、太陽風が乱れる可能性があります。
2006/ 1/ 2 11:51 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。乱れは小規模で、目立った影響は発生していません。
最新のニュース

2006/ 1/ 3 10:03 更新
太陽風は穏やかです。速度は450km/秒です。磁気圏の活動も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は概ね穏やかな状態に戻っています。
速度は450km/秒とやや速めの状態で安定しています。
また、磁場強度は3nTに下がりました。
南北成分は概ね北向きですが、弱い南向きが続く時間帯も見られています。
このため、磁気圏活動は概ね穏やかでしたが、
GOES衛星の磁場変化を見ると小規模の活動も発生している様です。
シベリアの磁場データは静かで、ほとんど変化を捉えていません。

太陽風は引き続き穏やかな状態が続くでしょう。
SOHO EIT284の写真に小さなコロナホールが見えていましたので、
その影響がいくらか見られるかもしれません。
それが無ければこれから3日程度静かなままでしょう。

放射線帯の高エネルギー電子は減少しています。
警戒ラインから下がっています。

太陽のフレア活動も穏やかです。
X線のグラフには変化は観測されていません。
黒点群は西側に見えているものばかりで、変化は見られません。



SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。