宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/12/27 13:26 更新 再び、太陽風磁場の南向きが発生し、オーロラ活動がやや活発になりました。これからコロナホールによる高速風が始まります。 担当 篠原 この2日ほど、太陽風が面白い変化を続けています。 昨日のニュース以降も、太陽風磁場が再び南向きになり、 -5nT前後が長時間続く変化が見られました。 一昨日と似た変化になっています。 太陽風の速度は一旦400km/秒に上がり、現在は360km/秒に下がっています。 概ね通常の速度だったと言ってよいでしょう。 南向き磁場の影響で、磁気圏の活動がやや強まりました。 シベリアの磁場データでは400nTくらいの小規模な変化が観測されています。 磁気圏活動が発生した時刻との関係ですが、アラスカのライブカメラで見えたオーロラは、 昨日紹介したものよりも小規模で、高緯度側に低く見えるものでした。 太陽風磁場の南向きは半日ほど続き、現在は弱まって0nT付近になっています。 SOHO EIT284の太陽写真で、コロナホールが太陽の中心にどんと見えています。 北極に向かって、細長く伸びています。 ここから吹き出している高速の太陽風が、まもなく地球に到達すると予想されます。 27日周期の図を参考にすると、いつ速度の増加が始まっても良さそうです。 太陽では、東側(左側)に黒点群が多く分布して、にぎやかになっています。 上で紹介したSOHO EIT284の写真でも、この部分がとても明るく輝いているのが分かります。 ただ、フレア活動は起こしておらず、穏やかな太陽です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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