宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/12/14 17:34 更新 太陽風の速度がやや上がっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度がやや上がっています。 昨日400km/秒に下がっていましたが、 今日になってゆっくりと460km/秒くらいまで上昇しています。 3日前の速度上昇もそうでしたが、太陽の様子が変化して、 27日周期とやや外れた変化が目立っています。 ただ、どちらも小幅の変化で、大きな問題ではありません。 太陽風の磁場は7nTから5nTへやや下がっています。 このことから、速度がこれ以上大きく上昇する事はないだろうと思います。 -2〜-3nT程度の小さな南向きが見られている程度ですので、 磁気圏活動に大きな変化は起こしていません。 シベリア磁場データでも小幅の変化が観測されている程度です。 太陽も穏やかな状態が続いています。 黒点群は4つほど見えていますが、どれも穏やかです。 X線のデータで小さなCクラスの小規模フレアが観測されていますが、 これは東の端の向こう側にある黒点群が起こしたものです。 やがてこちら側に上がって来るでしょう。 今日アメリカより帰国して、中部国際空港で更新しています。 明日以降は通常のペースで記事を更新します。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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