宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/11/28 17:55 更新 太陽風速度がやや上昇しました。(410km/秒) 担当 北村 本日になって、太陽風速度がわずかに上昇に転じました。 同時に太陽風の密度も上昇しています。 SOHO EIT284の画像を見ると、西側(向かって右側)には、 特にはっきりしたコロナホールは見られませんので、 この速度上昇のはっきりした原因は分かりません。 一方で東側(向かって左側)に現れた、コロナホールは、 あと数日すると地球に影響を与え始めるかも知れません。 太陽風磁場の南向き成分は、概ね北向きで変動していますので、 磁気圏には余りエネルギーを与えていない状態が続いています。 しかし、ところどころで南向きに転じているところがあります。 シベリアの磁場データを見ると、17時過ぎに若干変動が見られます。 この時間にはオーロラ嵐が発生していたと思われます。 GOESX線のグラフではフレアー等は見られません。 今後、数日は静かな状態が継続するでしょう。 GOESの電子のグラフを見ると放射線帯の高エネルギー電子は やや減少してきています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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