宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/12 13:02 更新 太陽風、磁気圏ともにおおむね静穏です。775黒点群がC3.5のフレアを起こしています。 担当 篠原 太陽風は速度が300km/秒ととても遅くなっています。 磁場強度が一時10nTに強まったため、南向き磁場が強まった時間帯もありましたが、 速度が遅いため磁気圏の目立った活動にはつながっていません。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフでは、300nT程度の小さな変化は現れていますが、 小さな活動にとどまっています。 現在は太陽風磁場は5nTに戻っています。 この後も、太陽風は穏やかな状態が続くでしょう。 一方、12日11時(世界時12日2時)に775黒点群でC3.5の小規模フレアが発生しました。 GOES衛星のX線動画の様子では、CME(太陽ガスの放出現象)を起こしているのではないかと思われます。 詳細は明日、SOHO LASCO C3画像を見ながら解説したいと思いますが、 CMEが発生していた場合は、14, 15日くらいに太陽風が乱れるでしょう。 オーロラ活動が活発化したり、磁気嵐が発生する可能性もあります。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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