宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/ 8 13:13 更新 太陽風はやや高速状態で、オーロラ活動も続いています。太陽の黒点群が発達しています。 担当 篠原 太陽風は450〜500km/秒とやや高速の状態を続けています。 磁場強度は5nTと普通の強さです。 磁場の南北成分を見ると、南北にゆらゆらと振動している様子が見られます。 このため、地球磁気圏のオーロラ活動に刺激を与え続けています。 AE指数のグラフを見ると、500nT前後のオーロラ活動がたびたび観測されています。 速度があまり高くないため、激しい活動には至っていませんが、 太陽風から磁気圏にエネルギーが流れ続けているようです。 SOHO衛星のEIT284カメラが休止状態になっています。 当面は目立ったコロナホールもなく、現在のような規模の活動は見られても、 基本的に穏やかな宇宙天気が続きそうです。 ただし、これは太陽活動が穏やかな状態を続けた場合です。 太陽面には現在775、776などの黒点群が規模を拡大しつつあり、 目立って来ています。 今も、小さなCクラスの小規模フレアをたびたび起こしており、 今後中規模フレアを発生させる可能性があります。 黒点群は更に発達する可能性もありますので、しばらく注目する必要があります。 GOES衛星の観測によると、放射線帯の高エネルギー電子は密度を下げており、 警戒ラインを割っています。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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