宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/10 11:59 更新 太陽風は低速になっています(350km/秒)。磁気圏は穏やかです。775、776黒点群が太陽の中心に近づいています。 担当 篠原 宇宙天気は穏やかな状態が続いています。 太陽風は一段と速度を下げ、350km/秒に下がっています。 磁場強度は3nT前後。 9日19時(世界時9日10時)ころから太陽風磁場が南寄りの傾向を強めています。 しかし、速度が下がっていることと、磁場強度そのものが弱いため、 磁気圏のオーロラ活動を活発化するには至っていません。 AE指数では300nT程度の小規模の活動がいくつか見えている程度です。 このまま穏やかな状態がしばらく続きそうです。 太陽では、775、776の大きな黒点群が、太陽の中心に達しつつあります。 写真を見ても、かなり目立っています。 ただ、ここへ来てフレアの活動は低下させていて、 昨日以降では、776群がC1の小規模フレアを起こしただけです。 黒点群の規模から考えて、中小規模のフレアを起こす可能性はありそうです。 引き続き注意は必要でしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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