宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/ 9 12:53 更新 太陽風の速度は下がり(400km/秒)、磁気圏も穏やかです。775、776黒点群が目立っています。 担当 篠原 450〜500km/秒ほどあった太陽風の速度は緩やかに低下し、400km/秒に下がりました。 磁場強度も3nTに下がり、太陽風は穏やかになっています。 このため、地球磁気圏の活動度もすっかり低下し、 AE指数のグラフには変化がほとんど見られなくなっています。 このまましばらく穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT284の観測がお休みになっていますので、コロナホールの状態が分かりにくくなっています。 27日周期の図で今後の変化を考えます。 5月15〜16日に高速の太陽風が来ていますが、これはCMEによる突発的な現象です。 ですので、今周期の変化には関係ありません。 もう1周期前の4月のデータを参考にすると、 5月18日頃の500〜600km/秒程度の高速風はコロナホールによるものの可能性があります。 もし、この高速風が現在も残っているとすると、 6月13〜14日頃に太陽風の速度に変化が生じるかもしれません。 一方、太陽面では775、776の黒点群が目立っています。 まだ発達を続けているようです。 現在も、小さなCクラスの小規模フレアを時々起こしています。 今後、中規模のフレアを起こす可能性がありますので、注意が必要です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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