宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 4/19 14:25 更新 太陽風は静穏ですが、南向き磁場の影響で弱いオーロラ活動が見られています。放射線帯高エネルギー電子は減少しています。 担当 篠原 太陽風は速度370km/秒、磁場強度4nTと穏やかな状態です。 ただ、磁場の南北成分が南に偏った状態になっていて、-2〜-4nTの南向きがほぼ連続的に観測されています。 このため、地球の磁気圏にエネルギーが流れ込み易くなっており、 AE指数のグラフを見ると500nT程度の弱いオーロラ活動が観測されています。 速度が高くないために、オーロラ活動としては弱い規模に留まっています。 明日以降、コロナホールの影響が始まると予想されます。 太陽風磁場のセクター境界の切り替わり、太陽風磁場の強まりなどが最初に見られるでしょう。 その後、太陽風の速度が上昇します。 前周期のデータを参考にすると、速度の上昇は明日の夜以降になると思われます。 ちなみに、前周期は3月26日頃に700km/秒に達しました。今周期はどこまで上昇するでしょうか。 太陽風磁場の南向き傾向が続いた場合、速度が上昇するとともにオーロラが一気に活発化する可能性があります。 今後の太陽風の変化に注意が必要です。 今回のオーロラ活動の影響かもしれませんが、放射線帯の高エネルギー電子の密度は一気に低下しています。 警戒状態は終わったと思われます。 太陽のフレア活動は穏やかです。 755黒点群もこちら側に上がって来てからはおとなしくなっています。 しばらく穏やかな状態が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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