宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 4/15 10:26 更新 太陽風はやや速い状態が続いています(520km/秒)。オーロラ活動もやや活発に続いています。 担当 篠原 コロナホールの影響はまだ続いています。 緩やかに低下しつつありますが太陽風の速度はまだやや速く、約520km/秒です。 太陽風磁場強度は4nTに下がっていますが、南北成分は緩やかな振動を続けていて、 オーロラ活動に繋がる磁場の南向き成分も運んでいます。 そのため、オーロラ活動は現在もやや活発に続いています。 しかし、速度が下がって来たことと、磁場強度が落ちているために、 太陽風から磁気圏へのエネルギーの流れ込みは弱まっており、全体的な活動度は下がっています。 SOHO EIT284の太陽写真では、コロナホールはすっかり西の方に消えてしまいました。 太陽風の速度は更に低下を続けていって、やがて穏やかな状態に戻るでしょう。 それとともにオーロラの活動も弱まって行くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の密度は、昨日と比べてもう一段上昇しています。 GOES10に続いてGOES12衛星でも警戒ラインに達しつつあります。 電子密度は更に上昇する可能性がありますので、引き続き注意が必要です。 太陽のフレア活動はとても穏やかです。 752黒点群の様子がよく見える様になりました。 その下に新しく754黒点群が現れています。 黒点群はどれも小規模で、活動度も低い状態です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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