宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 4/16 09:06 更新 オーロラはやや活発な状態が続いています。放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 担当 篠原 太陽風の速度は500km/秒前後を推移しています。 磁場強度は4nT、南北成分が振動しながら南寄り(マイナス成分)傾向で変化しています。 -3nT程度の南向き成分が連続的に現れているため、オーロラ活動を刺激し続けています。 AE指数のグラフを見ると、500nT程度の小規模の活動が連続的に発生している様です。 速度がだいぶ下がって来ましたので、活動の規模は次第に小さくなっています。 引き続き、太陽風の速度は緩やかに低下して行くと思われます。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、中心やや左に小さなコロナホールが見えています。 規模が小さいので、大きな影響はないでしょう。 数日間、穏やかな日が続くと思われます。 明日、明後日になると、前周期(27日周期)に地球に影響を及ぼしていた、 大きなコロナホールが見えて来ます。 現在はどの程度の規模になっているでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、更に密度が高まっています。 GOES10(青線)、GOES12(赤線)のグラフが10の4乗の線を越えると、 衛星の運用などで障害が起こり易くなると言われています。 しばらくの間この状態が続きそうです。 太陽のフレア活動は静かです。 GOES衛星のX線グラフは、ほとんど変化を観測していません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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