宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/29 15:11 更新 太陽風および磁気圏は穏やかです。太陽のフレア活動は低下しています。 担当 篠原 太陽風の速度は更に低下し、300km/秒とかなり低速になっています。 磁場強度も2nTと弱く、磁気圏はとても穏やかになっています。 オーロラの活動を示すAE指数のグラフにはほとんど変化が見られていません。 27日周期のグラフを見ると、 太陽風磁場の大まかな方向を示しているセクターの切り替わりが(2列めの青線) 前周期同様に今回も起こっています(世界時の10月1日(前周期)と10月28日(今周期))。 SOHO EIT284カメラで見えていたコロナホールの位置と合わせて考えると、 小幅とは思われますが、これから太陽風速度が上昇する可能性があります。 明日にかけて、しばらく注目です。 それ以外は、目立った擾乱の要因はありません。 太陽風がこのまま静かであれば、5〜6日程度穏やかな状態が見込めます。 太陽のフレア活動(太陽爆発)では、687、691黒点群に代わって、 東から上って来た693群が目立って来ました。 現在は、小さめのCクラスの小規模フレアを頻繁に起こしています。 693群は見えて来たばかりですので、しばらく変化に注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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