宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/28 11:10 更新 太陽風は速度が下がり磁気圏は静穏です。フレア活動は低下しています。 担当 篠原 太陽風の速度は緩やかに低下を続け、360km/秒に下がっています。 ACE衛星のデータを見ると、27日20時半(世界時27日11時半)頃に小規模の衝撃波が来た様で、 太陽風の速度、磁場強度などに乱れが発生しています。 これに対応する変化は地上でも観測されましたが、小さな変化でした。 磁気圏は引き続き静穏です。 オーロラ活動もほとんど無く、AE指数にも小さな変化が見られている程度です。 SOHO EIT284に見えるコロナホールが更に西に進み、 間もなく地球へ影響を及ぼす位置へ来ます。 今日から明日にかけて、太陽風に変化が見られると思われます。 27日周期の図を参考にすると、太陽風磁場のセクターの切り替わりが今夜遅く発生し、 磁場強度が強まり、南北成分に乱れが始まります。 その後、明日の昼頃から太陽風の速度が上昇しそうです。 前周期の速度の上昇は小規模でしたが、今周期はどうでしょうか。 変化開始の時刻は太陽の変化によって前後しますのでご注意ください。 活発にフレア(太陽爆発)活動を続けていた687、691黒点群の活動は落ち着いて来ました。 規模も縮小傾向にあるようです。 一方、東から新しい黒点群が上って来ました。 まだ上りかけですが、小規模の活動が既に見えています。 しばらく注目したいと思います。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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