宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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| 当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/10/23 11:41 更新 太陽風は通常の状態で、磁気圏は穏やかです。687黒点群がフレアを起こし続けています。 担当 篠原 太陽風は昨日からほとんど変わっておらず、速度は380km/秒、磁場強度は4nTと通常の状態です。 -2nT程度磁場が南を向く時間帯も見られましたが、 オーロラ活動が強まる事もなく、磁気圏は穏やかでした。 SOHO EIT284の太陽観測から、 コロナホールの影響で太陽風の速度が上がるかもしれないと書いて来ましたが、 現在のところ目立った変化は無く、このまま穏やかな状態が続きそうです。 687黒点群は現在も活発で、昨日22日17時(世界時8時)にM2.1の中規模フレアを起こし、 今朝の23日7時(世界時22日22時)にもC5.1の小規模フレアを起こしています。 引き続き中規模のフレアを、場合によっては大規模フレアを起こす可能性が指摘されています。 昨日のM2.1のフレアにともなって、CME(太陽ガスの放出現象)が観測されました。 まだ、太陽の端の方ですので、地球へ影響を及ぼす可能性は小さいのですが、 明後日頃に太陽風に小規模な乱れが発生するかもしれません。 その場合、一時的にオーロラ活動が活発化する可能性があります。 太陽面の黒点写真を見ると、東から西まで黒点群が並ぶ様に分布しています。 久しぶりにぎやかな光景です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC  SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA)  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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