宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/19 11:51 更新 太陽風の磁場がやや強まり、速度にもわずかな変化が見られています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の磁場強度がやや強まって5nTに上がっています。 速度もわずかに320km/秒へ上昇が見られています。 変化の幅としては小さく、磁気圏も静穏な状態が続いています。 27日周期の図を参考にすると、太陽風の磁場強度や速度の変化に対する注意は もう2日程度必要と思われます。 ただ、変化の量は小規模なものに留まりそうですので、 オーロラがいくらか活発になる程度ではないでしょうか。 SOHO EIT284の太陽画像では、 小さなコロナホールが太陽の中心やや左上に見えています(やや暗く見えている部分)。 ここから吹き出している高速の太陽風が4日程度経つと地球に当たる様になります。 オーロラ活動が活発になったり、小規模の磁気嵐を発生させるかもしれません。 擾乱は3日程度続く可能性があります。 放射線帯の高エネルギー電子は大きく減少し、警戒域から下がっています。 太陽風の変動の影響を受けた様です。 太陽面は、小規模なものばかりですが黒点群でにぎやかに変わっています。 まだ番号が付けられていませんが、682〜686群まで5群に増えています。 いずれも活動は小規模で、フレア(太陽爆発)はほとんど観測されていません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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