宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 9/18 09:50 更新 太陽風はやや高速です。オーロラ活動もやや活発です。次第に静穏になるでしょう。 担当 篠原 太陽風の速度はやや下がって、500km/秒になっています。 ACE衛星のデータを見ると、18日6時(世界時17日21時)に450km/秒まで下がっていた太陽風が、 急に500km/秒に増加しています。 あまりはっきりしませんが、15日にお知らせしていたCMEによる高速風と思われます。 太陽風の磁場は強度が5nTをやや越える程度あり、南向き成分が頻繁に現れています。 速度がやや高い事もあり、オーロラ活動は連続的にやや活発な状態が続いています。 AE指数では、500nT前後の活動が続き、時々1000nTに達する強い活動が起こっています。 太陽風の速度はこれから緩やかに低下して行くでしょう。 それにつれて、オーロラの活動も低下すると思われます。 放射線帯の高エネルギー電子は、磁気圏が活動的だったこともあり、 やや低下しています。 それでも、警戒ラインの10の4乗程度ありますので、もうしばらく注意が必要です。 太陽黒点では672群は次第に弱まっている様です。 一方、673群がはっきりと見え始めました。 現在、Cクラスの小規模フレアを起こす可能性が指摘されています。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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