宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 9/ 9 11:41 更新 太陽風の速度が更に下がっています(370km/秒)。磁気圏は静かです。 担当 篠原 今日は、初めにNICT/SALMONがアラスカに設置しているオーロラライブカメラの画像を紹介します。 このカメラは春頃から設置されているのですが、 北半球の夏の間は白夜のためほとんど観測できる時間がありませんでした。 ようやくアラスカが夜を迎える季節になり、この頃は連夜の様にオーロラの画像を届けてくれています。 この動画は日本時間で一昨日の午後に観測されていた映像です。 昨日のニュースのAE指数のグラフをご覧下さい。 世界時7日の7時から8時にかけて500nT程の小さな変化が見えています。 この変化に対応するオーロラの活動だと思われます。 ライブカメラでは常時最新の画像を届けています。どうぞお楽しみ下さい。 太陽風の速度は早くも低下し、370km/秒に下がりました。通常の速度をやや下回る速度です。 磁場の強度も3nTに弱まり、擾乱の要因は減少しています。 現在の磁気圏はとても静かで、AE指数のグラフでは、後半の部分にはほとんど変化が見られません。 前半部には多少活動が見られますが、これは太陽風磁場の南向き成分の影響があったためです。 今後しばらく、穏やかな日が続きそうです。 太陽黒点は昨日とほぼ同じで、小規模な黒点群が4個見えています。 目立った活動は無く、小規模のフレアを起こす程度でしょう。 アラスカのライブカメラで撮影されたオーロラの動画。現地時間9月6日23:04〜23:26(世界時7日07:04〜07:26) (c) NICT/SALMON SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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