宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 9/ 4 10:40 更新 太陽風は320km/秒ととても低速で、磁気圏は静穏です。フレア活動も見られません。 担当 篠原 昨日以降、太陽風の速度は緩やかに低下し、320km/秒まで下がりました。 記事で指摘していたCMEの影響は現れなかった様です。 太陽風の磁場強度も3nT程度と弱く、南向きもあまり見られません。 このため、地球の磁気圏は大変穏やかです。 オーロラの活動度の指標であるAE指数のグラフには変化が全く見られませんでした。 SOHO EIT284の太陽画像は、相変わらず全面的に一様で、 目立ったコロナホールは見られません。 中心部の上寄りと下寄りにそれぞれ、やや薄暗い部分がみられますので、 ここが弱いコロナホールになっているのかもしれません。 今後太陽風の速度に上昇が見られるのか、このまま低速なのか注目されます。 昨日書きました様に、間もなくセクター境界が来ると思います(遅れている様です)。 その後に太陽風磁場の強まりが現れると、太陽風速度の上昇が見られるかもしれません。 太陽黒点は小さな群が散在するだけで、活動的なものはありません。 フレア(太陽爆発)は見られず、穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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