宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2004/ 8/28 06:29 更新 太陽風は速度400km/秒。磁気圏は静かです。太陽のフレア活動も見られません。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は400km/秒で静穏状態が続いています。 昨日から磁場の強度がやや強まっていたのですが、大きく南を向く事は無く、 磁気圏への影響はほとんどありませんでした。 オーロラ活動を示すAE指数はほとんど変化が無く、磁気圏は概ね穏やかです。 LASCO C3カメラでは、太陽の西縁でCME(太陽ガスの放出現象)が観測されています。 ほぼ真横を向いていますので、地球への影響はないでしょう。 SOHO EIT284の太陽画像にもコロナホールは見られず、 太陽風、磁気圏ともに穏やかな日が1週間程度続きそうです。 太陽黒点は規模が縮小しているのか、一層小さく見えています。 フレア(太陽爆発)活動も見られず、穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|