宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 8/23 10:51 更新 太陽風の速度は静穏レベルに戻りました。フレア活動は見られません。 担当 篠原 太陽風の速度は昨日の昼頃まで上昇を続け、500km/秒に達しましたが、 それ以降緩やかに低下し、現在は420km/秒の通常の速度に戻っています (ACEデータの4列目の黄色線)。 太陽風の磁場は強度5nT程度(1列目の白線)。 南向き-4nT程度がずっと続いていましたが(1列目の赤線。+は北向き、ーは南向き)、 AE指数を見ると、オーロラの目立った活動は見られませんでした。 太陽風の速度があまり上昇しなかったためでしょうか。 SOHO EIT284カメラの太陽画像を見ると、 やや見にくいですが、中心からやや下に小さめのコロナホールが見えています。 (やや暗く見えている領域です) ここから吹き出している高速の太陽風が明日頃から地球に当たる可能性があります。 規模が小さいので、大きな乱れにはなりませんが、太陽風の変化に注目して下さい。 それを過ぎると、しばらく(1週間〜10日程度)穏やかな状態が続きそうです。 太陽黒点は、4〜5個の小規模の黒点群が散在しています。 どれも穏やかで、フレア(太陽爆発)の活動は見られません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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