宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 8/27 11:18 更新 太陽風の速度がやや上がり、現在は400km/秒の通常の速度になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風が微妙にゆらいでいます。 350km/秒と低速だった太陽風の速度が、26日20時(世界時26日11時)頃から緩やかに上昇を始め、 27日0時(世界時26日15時)頃に450km/秒になりました。 上昇したとはいえ、静穏時の太陽風速度の範囲内です。 現在はやや下がって400km/秒になっています。 同時に太陽風の密度(3列目の橙色線)もやや増えていました。 原因となる現象は良く分かりませんが、変動としては小規模で、磁気圏への影響は見られません。 オーロラ活動を示すAE指数のグラフにはほとんど変化はありませんでした。 SOHO EIT284の太陽画像はとてものっぺりとしていて、目立った擾乱の要因は見られません。 太陽風の速度は再び低下し、磁気圏はこのまま静穏な状態が続くでしょう。 太陽黒点は小さな2つの群が見えているだけです。 昨日以降、小さなC1クラスのフレア(太陽爆発)が1度起きた程度で、今後も静かな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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