宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 8/20 11:54 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。太陽西縁できれいなプロミネンスが見えていました。 担当 篠原 656黒点群が西の端に沈んでいきました。 そのおかげで、プロミネンスの活動が美しく見えています。 約半日分の動きを動画にしました。 ファイルサイズが大きく(6MB)、通信環境によってはかなり負荷をかけてしまいますがご容赦下さい。 太陽風は速度が360km/秒と低速な状態が続いています。 結局コロナホールの影響はほとんどありませんでした。 磁場が-5nT程度南を向く状態が半日近く続いていますが、 速度が遅いためでしょうか、これまでは磁気圏の乱れは起きていませんでした。 しかし、AE指数の最後に乱れの始まりが見えています。 今後は活動がやや活発になるかもしれません。 SOHO EIT284の太陽画像を見ると、 中心やや上寄りと、左下に少し暗い部分が見えています。 共に小規模なコロナホールだと思われます。 上に見える領域は2〜3日後、下の領域は4〜5日後くらいから地球に影響が及ぶ位置に来ます。 (太陽の中心と、西の端の中間くらいが目安の場所です) 太陽風の速度に上昇が見られるかもしれません。 どちらも規模が小さいですので、上昇幅、継続時間などは小さいと思われます。 太陽面では、中心に661黒点群がどんと居座っています。 目立ってはいますが、活動はほとんど無く、656群が没した後はフレア(太陽爆発)活動は穏やかです。 太陽西縁の656黒点群が見せた、美しいプロミネンス。8月18日22:00〜19日12:00(世界時)。 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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